悩み解決

子育てが始まって気付く「現実」とは?

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この記事では1児のパパの僕が経験した子どもが産まれた後のリアルについて書いていきます。

「よし、パパになるぞ!」と意気込んでいたのに、いざ赤ちゃんが生まれると

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出産までが一番大変だと思っていたけど…育児ってこんなに大変なの!?

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ママとの距離も、なんだかちょっと変わった気がする…

そんな気持ちになっていませんか?

初めての子育て。出産の感動も束の間、思い描いていた“育児ライフ”とのギャップに戸惑っている新米パパは少なくありません。

でも、それって本当に「あるある」なんです。

この記事では、パパが直面するリアルな育児の「現実」と、今すぐ実践できる小さな一歩を、僕が意識していた事を踏まえて紹介していきます。

この記事でわかること
  • 子育てが始まってから感じる“現実”
  • パパが直面しやすい悩みやすれ違い
  • 今すぐできる「頼れる父親」になるための小さな一歩

子育てが始まって気づく「現実」とは?

理想と現実のギャップに戸惑う

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「ミルクとかオムツとか、最初はやってみるけど…こんなに寝れないなんて…

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うん…私も昼寝すらできないし、正直ボロボロ…

育児って、想像していたよりもずっと「予想外」のことばかりです。

  • 夜泣きで30分ごとに起こされて寝かしつけをして寝不足でつらい…
  • 初めてのことばかりで何をすれば良いかわからないけど、ママには「もっとやって」と言われる…
  • SNSでは育児を楽しんでいるパパがたくさん。でも自分は…

育児は“24時間営業”。

「授乳して寝かせて、おむつ替えたら、また泣いて…」の繰り返し。

働いているパパにとっては、“休日すら休めない”日々の始まりです。

でも大丈夫。最初から「うまくできる人」なんていません。

育児に少しずつ関わっていく中で“自分らしい関わり方”が見つかっていくものなんです。

僕も手探りで育児をしていくことで「この泣き方はオムツかな?」「そろそろご飯の準備をした方がいいかな?」ということがわかり始めて、少しずつ自分らしい育児の関わり方ができるようになりました!

最初から“うまくできる人”なんていない!今日からできる!新米パパの小さな一歩【7選】

ここで大切なことは、「みんなそうだった」と知ることです。

自信がなくても当たり前、戸惑って当然。だからこそ少しずつ“慣れる時間”を作ることが大切です!

例えばこんなステップから始めてみましょう!

小さな一歩内容
朝の「おはよう抱っこ」赤ちゃんと朝の挨拶をして、1日のスタートを一緒に!
洗い物をする地味だけど必ず出てくるタスク!
おむつ替えをするうまくできなくても大丈夫!少しずつ慣れていこう!
お風呂の準備をするベビーバスやタオルの準備など出来ることから!
赤ちゃんに話しかける「今日はいい天気だね~」などなんでもOK!親子のつながりを作ろう!
「赤ちゃんのかわいい」について話すパパ視点の赤ちゃんの様子をママと共有しよう!
ママの「ひとり時間」をつくる初めは30分でもOK!赤ちゃんと二人きりで過ごす練習にもなる!

どれも「時間」「お金」「スキル」不要で始められることです!

大切なのは“少しでも関わろう”という姿勢

これが夫婦の信頼と、赤ちゃんとの絆づくりに繋がっていきます。

初めはうまくいかず不安かもしれませんが、試行錯誤しながら少しずつ取り組んでいきましょう!

ママとのすれ違いが“無言”で始まる

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最近、なんか機嫌悪いな。話しかけても反応が薄いし…

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なんで気付いてくれないの…もう説明するのも疲れた…

出産直後の夫婦関係にありがちなこの空気。

実は、“何かあった”というよりも、何も話さなくなったことがきっかけで、心の距離が広がっていくんです。

よくあるすれ違いのパターン【5選】

例えばこんなすれ違いがあります。

シーンママの本音パパの受け止め方
赤ちゃんが泣き止まないもう限界…少しでも抱っこ代わってほしいママの方が上手だし、口出ししない方がいいよな…
夕飯が簡単なメニュー今日はこれが精一杯…わかってくれるよね?手抜き?仕事で疲れてるのに…
ママのため息気付いてほしいけど、助けてって言えない…不機嫌?何か怒らせたかな…触れない方がいいよな…
「ちょっと話したい事があるんだけど」本気の相談。ちゃんと向き合ってほしいまた小言かな…聞くの疲れそうだな…
洗濯やお風呂掃除をお願いしたい自分でやるの限界…頼らせてほしい…仕事もしてて疲れてるんだから、それぐらいはやってほしい…

これらのすれ違いは、お互いが悪いわけではなく“認識のズレ”が起きているだけなんです。

でも、このすれ違いが続くと、だんだんと会話が減り、沈黙→誤解→不満→距離→沈黙…という負のループにはいってしまいます…。

だからこそ、少しの声かけ一歩踏み込んだ対話で関係性はぐっと変わっていきます!

会話の“ハードル”を下げる3つの工夫

①「聞く」が最強のコミュニケーション

何かしてあげようとしなくても大丈夫。

まずは「最近どう?」と声をかけて、ママの気持ちに耳を傾けることをしてみましょう。

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今日はどんな感じだった?

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夜泣きすごくて…ご飯も食べそびれた…

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それは大変だったね。いつも頑張ってくれてありがとう。

たったこれだけの会話でも、ママは「ひとりじゃない」と感じられます。

ここで大切なのは会話の内容ではなく“気にかけてくれてる”という気持ちがママに伝わる事です。

ママも初めての育児で不安でいっぱいなので、寄り添ってあげてください!

② 感謝とねぎらいの一言を“習慣”に

「ありがとう」「いつもお疲れさま」

普段から言っていますか?

言われたほうは当然嬉しい気持ちになりますし、言ったほうも不思議と気持ちが前向きになります!

  • 朝:昨日は寝かしつけしてくれてありがとう
  • 夜:今日も面倒を見てくれてありがとう。お疲れさま

たった5秒の言葉が、夫婦の雰囲気を変えてくれます。

大切なことは“心から言うこと”です。

恥ずかしかったら回数は少なくても大丈夫。感謝の気持ちを伝える習慣をつけましょう!

③あえて“育児の話”以外もする

育児のことばかり話していると、パパもママも「親」という役割になってしまいます。

育児は責任感もあり大変ですが、「親」としてだけの生活はとてもしんどいです。

たまには、子育て以外の他愛のない会話もしましょう!

  • この動画、面白かったからちょっと見てよ!
  • あの美味しかったカフェ、また行きたいね~
  • 〇〇ってドラマ、気になるから今度一緒に見ようよ!

他愛のない会話でも大丈夫。

「親」ではなく「夫婦」としての関係を再確認できる会話をしてみましょう!

少しはお互いに気持ちの余裕が出てくるかもしれません。

④弱さを見せるのはダメじゃない!

「そんなこと言っても何から話したらいいかわからない」という人もいるかもしれません。

そんな時は「俺さ、最近ちょっと不安なんだよね」と正直に言ってみましょう。

自分の弱さを見せることは、決してダメなことではありません!

むしろ、自分の弱さを見せることが、ママの不安なことを話してくれるきっかけにもなります。

初めての育児はわからないことだらけで、お互いに不安を抱えています。

お互いに不安を共有して、協力しながら育児をしていってもらいたいです!

“見えない育児”に気づけないと、すれ違いが加速!

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昼間は赤ちゃん寝てるし、家にずっといるなら少しは休めるでしょ?

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赤ちゃんが寝てても、やることは山ほどあるのに…

これは、典型的な“見えていない負担”へのすれ違いです。

育児は目に見える作業(おむつ替え・授乳など)だけではないんです。

その裏には、“ママが一人で背負ってくれている見えないタスク”がたくさんあるんです。

育児に潜む“見えない負担”とは?

タスクママの負担感
ミルク・おむつの在庫チェック切らしたら大変!常に頭の片隅で考えている
着替え・ガーゼ・タオルの洗濯汚れるたびに即対応!家事のサイクルが崩れがちに
授乳や寝かしつけの記録アプリやメモでこまめに管理している
外出時の持ち物の準備おむつ・着替え・哺乳瓶など“持ち物リスト”は超複雑
赤ちゃんの体調チェックちょっとの湿疹や咳にも神経質になる日々
家事の合間の「待機時間」いつ泣くか分からない中で作業する不安と焦り

育児は赤ちゃんと関わっている時間以外にも考えていることが多く“マルチタスク状態”になります。

このように常に気を張り続けているママは休めないのです。

パパができる“見えない負担”へのサポート

①声かけではなく“行動”で

パパも一緒に育児をするという気持ちを見せることはとても大事です。

でもこんな声かけをしていませんか?

ダメな声かけの例
  • 何か手伝おうか?
  • 何をすればいいかな?

これでは、育児に対して“受け身”の印象を持たれてしまうかもしれません。

ママは赤ちゃんのことで手がいっぱいなので、パパに指示をする余裕もありません。

なので、パパは自分で何をするべきか考えて行動しなければいけません。

例えば、次のようにママに声かけしてみてください!

良い声かけの例
  • おむつのストックがなくなりそうだから、明日買っておくね!
  • 哺乳瓶、全部消毒しておいたよ!
  • 今のうちにお風呂の掃除しておくね!

このように、“具体的に何をするのか、何をしたのかを伝える”ことが大切です。

特に、毎日繰り返す家事や在庫管理はママの大きな負担になりがちです。

自発的に関わるだけで「一緒に育児をしてくれてる」と感じてもらえると思います。

②“見えない管理役”を1つ担う

育児の中には「名もなき仕事」が多く存在します。

名もなき仕事の例
  • ミルク・おむつなどの在庫管理&補充
  • ベビーバッグ(外出用)のチェック&補充
  • 哺乳瓶やガーゼなどの洗浄・消毒
  • ベビーモニターやアプリの設定・記録

これらの仕事は日ごろから必ず必要な仕事ですが、目立たないので気付いていないパパも多いです。

重要なことは、これらの仕事は“ママ以外にもできる”仕事ということです!

つまり、パパがこれらを「自分の仕事」とすることで、ママの“管理する負担”を大幅に軽減できます

ぜひ、ママにはママにしかできない仕事に集中してもらって、パパができる仕事は積極的に引き受けるようにしましょう!

③「察する」より“質問する”ことが優しさ

以下のように考えてはいませんか?

  • なんかイライラしてるし触れないほうがいいかな
  • ママは赤ちゃんのことしっかり見れてるし、何かあったら相談してくれるだろう

こんな事を考えて沈黙してしまうと、ママは「私ばっかり育児してる」と感じてしまいます。

なので、ママの変化に気が付いた時には察するのではなく、質問をするほうがいい場合があります。

その時の質問は、YES/NOで答えられるような質問選択肢を出す形の質問にするのがポイントです。

  • ミルク作りとおむつ替え、どっちをやろうか?
  • 赤ちゃんの育児で不安なことあったら、一度話し合おうか。

このような具体的な内容の質問をすることで、ママも返事をしやすくなりますし一緒に育児をしているという雰囲気になっていきます。

ママが疲れているときは一人にしてあげることも大切ですが、時には話をすることを忘れないようにしましょう!

④見えない負担を「見える化」するだけで信頼が深まる

パパにしかできない“特別な育児”というものは少ないかもしれません。

でも、ママの「気づいてほしい」「共有したい」気持ちに応えることは、パパにしかできない“心のケア”です。

一度、パパにもできる“見えない育児”を書き出してみてママじゃなくてもできる仕事を積極的におこなって、ママと協力しながら育児を頑張ってください!

おわりに:「できない自分」じゃなく「関わろうとする自分」でいい

育児に正解はありません。

僕だって自分の育児が正しかったのかいまだにわかりません。

でも、今のところ我が家は子供が元気に成長してくれて賑やかで楽しい家庭になっています。

大切なのは、“できるかできないか”ではなく「どう関わっていくか」

パパが一歩踏み出せば、ママは救われます。

パパとママが楽しそうにしていれば、赤ちゃんも安心します。

そして、父親としての自信も育ちます。

小さな一歩を踏み出し、今日から育児を頑張ってみてください!

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コッペ
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運動が大好きなパパ
妻と2歳の娘と0歳の息子|大人から子どもまで幅広く運動指導しています|家計管理のために簿記とFPを勉強中
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